切り花の延命剤の効果的な使い方。代用品も確認

そこにあるだけで、気分を明るくしてくれたり、癒してくれたりするきれいなお花。

花瓶に生けたら、一日でも長く楽しみたいですよね。

この記事ではお花を長持ちさせてくれる延命剤について解説していきます。

目次

お花の延命剤の効果とは?含まれている成分は?

切り花は土に生えている時と違って、外から栄養を吸収することができません。

そこで役に立つのが、切り花に栄養を与えてあげられるお花の延命剤。鮮度保持剤とも呼ばれます。

切り花の延命剤のおもな成分は、糖分と抗菌剤です。

糖分は、ブドウ糖やショ糖など、お花のエネルギーとなり、花持ちを良くしたり、つぼみを開花させる手助けをしてくれます。

ただしこの糖分、水中のバクテリア・カビなどの雑菌なども繁殖させやすくしてしまい、水の腐敗の原因になってしまうという難点も。

そこで含まれるのが抗菌剤。銀などの成分を加えることで、花瓶の水の腐敗を防ぎます。

ほかにも、色を美しく保つサッカロースなどの栄養成分や、水の吸い上げを良くする界面活性剤なども含まれていることがあります。

お花の延命剤はどこで売ってる?種類は?

切り花の延命剤を手に入れるのにもっとも確実なのはお花屋さんです。

お花屋さんのサービスで延命剤をもらえることもあります。

お花のサブスクを利用する場合、ほとんどのサービスでは延命剤が同梱されていますので利用をしましょう。

ただ、延命剤を入れると4~5日は水替えをしなくても良いといわれていますが、もっと頻繁に水替えをしたほうがお花は長持ちをします。

予備として一つ購入をしておくとよいかもしれませんね。

延命剤には液体のものと粉末の物があり、それほどひんぱんに飾らない方は、かさばらない粉末タイプや小分け液状タイプが便利です。

お花の延命剤の使い方。さらに長持ちさせるポイントは?

パッケージの表示に従い、花瓶の水に混ぜて使います。

このとき必ず指定された分量を守ってくださいね。濃度が高すぎたり低すぎたりすると、花や葉の変色、葉やけの原因になることがあります。

効果的な延命剤の使用方法

雑菌の繁殖を防ぐため、花瓶と茎を毎日きれいに洗って、水替えをしてあげましょう。

また、茎は斜めに切ることで、垂直に切られた茎よりも表面積が広くなり、多くの水を吸い上げることがあります。

傷んだ花や葉は他のお花に害を与えることがあるので、こまめに取り除きます。

またお花を飾る場所はエアコンの風や直射日光の当たらない場所がベストです。

市販の延命剤の代用品。家庭のキッチンにあるアレが代わりに!

市販の延命剤の代表的な成分は、糖分と抗菌剤です。

延命剤が手元にないときでも、糖分と抗菌成分を、家庭にあるものを使って代用することができます。

切り花の延命剤の代用品 砂糖

糖分となるのは、どこの家庭にもある砂糖。

200mlの水に対して、小さじ1杯ほどの砂糖を花瓶に入れてみましょう。お花に栄養を与えてくれます。

切り花の延命剤の代用品 キッチンハイター

抗菌剤としては、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤を使うことができます。

塩素系漂白剤に含まれる殺菌成分が、花瓶の中でのカビ・バクテリアなどの雑菌の繁殖を防いでくれます。

入れる分量は、ほんの一滴で充分です。

切り花の延命剤のだ用品 炭酸飲料

もしもサイダーなどの炭酸飲料があれば延命剤の代用品として使うことができます。

お水に対し、2割程度のサイダーを加えます。

サイダーに含まれている果糖ぶどう糖液糖がお花の栄養になり、さらにサイダーは酸性のため、殺菌効果もあります。

そのため栄養と殺菌の2つの効果があり、お花を長持ちさせるのに役立ってくれるんです。砂糖と塩素系漂白剤以上に一石二鳥の効果ですね。

切り花の延命剤を使いお花を長持ちさせましょう

お花を長持ちさせる延命剤と、その代用方法について紹介してきました。

市販の延命剤を一つ常備しておけば、いつでもきれいなお花を楽しむことができますね。

思いがけず花をいただいた時などは、ぜひ今回紹介した延命剤の代用方法を活用してみて下さい。

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